台湾茶とは台湾茶とは

台湾の北部はちょうど対岸にある中国福建省と気候風土の条件が同じで、さらにそこからの移住者が多く、福建省からの茶の苗を移植し、青茶栽培の研究がはじまりました。その後、開発技術の進歩と政治的バックアップが功を奏して、今日の台湾茶は高級ブランドの地位を確立しました。

台湾茶の歴史台湾茶の歴史

1830年頃に中国福建省から茶樹が持ち込まれ細々と栽培されていましたが、1866年、英国商人が台湾北部で本格的な茶の栽培を開始し、その後、日本統治時代に入ってからは外貨稼ぎに貢献する産業として茶産業は拡大しました。この時期は主に、包種茶、紅茶が栽培されていました。
烏龍茶が量産されるようになったのは昭和初期で、安価なジャワティが台頭し、台湾茶産業が壊滅的な打撃を受け、衰退した茶産業を立て直すため、新しい茶商品として選んだのが、部分発酵の烏龍茶でした。
敗戦により日本が撤退した後、残された研究成果をもとに品種改良や栽培技術の開発が進められ、烏龍茶栽培は各地に広がり、台湾茶産業の主流となりました。
風味がいいと評判になった「凍頂産の烏龍茶」がブランド化され「凍頂烏龍茶」となりました。
ここ10年は、阿里山や梨山など標高が高い場所で収穫される高山茶がブームになっています。

茶器の選び方茶器の選び方

茶壺(チャフウ)

茶壺(チャフウ)

茶壺は急須のこと。色、形、サイズなど様々。素焼の陶器の茶壺は香りを吸収しやすい。
茶杯(チャハイ)

茶杯(チャハイ)

色や柄などバラエティに富む。一般的には内側が白磁で、飲み口の厚みが薄めがよい。
聞香杯(モンコウハイ)

聞香杯(モンコウハイ)

味を楽しむために小さな茶杯と香り専用の筒型の聞香杯はペアで使う。
茶海(チャカイ)

茶海(チャカイ)

お茶用のピッチャー。お茶の濃度を一定にするために一度この茶海に移す。
茶椀(チャワン)

茶椀(チャワン)

急須と茶杯の二役をこなす万能選手。サイズと重さ、蓋の安定性を確認する。
茶托(チャタク)

茶托(チャタク)

価格と相談しながら、茶杯や聞香杯のデザインとバランスのよいものを選びたい。
茶盆(チャボン)

茶盆(チャボン)

材質は、竹、木、陶器、プラスティックなどがある。形、価格も多様。
茶荷(チャカ)

茶荷(チャカ)

使用分の茶葉を入れ、茶壺に入れる時に使う。お客に見せるのにも最適。
茶道具

茶道具

茶葉をすくう茶則や、温めた茶杯をつかむ茶挟、茶壺につまった茶葉をつつく茶通など。竹や黒檀などがある。

台湾茶の上手な淹れ方台湾茶の上手な淹れ方

工夫茶のセット
茶壷に熱湯を入れ温め、茶海に移し温める
茶海から聞香杯へ、聞香杯から茶杯へ湯を入れ温める
茶壷の1/4ぐらい茶葉を入れる
湯を入れる(高い位置から入れたほうが茶葉は開きやすい)
蓋で泡を切り、横から蓋をする
茶壷の上から熱湯をかけ、蒸らして、茶を抽出する
茶壷を茶海の上に乗せ、茶をすべて出し切る
聞香杯に茶を注ぐ
聞香杯から茶杯へ茶を移す
茶杯に茶を移した後の聞香杯を空気に触れさせ、聞香杯の香りを楽しみ、茶杯で茶の味を楽しむ

茶館と茶藝館茶館と茶藝館

大陸(中国)によくある茶館は、書・画・装飾品などが置かれた豪華な雰囲気の中で、胡弓や笙の生演奏を聴き、中国文化に浸りながら茶を飲むスタイルが一般的です。
一方、茶藝館は、台湾で70年代に生まれ、工夫茶(※2)を使って烏龍茶を楽しむ喫茶店のことです。
初めてのお客には、目の前で茶を淹れてくれたり、教えてくれます。
※2
工夫茶とは、烏龍茶のもつ香りと味を十分楽しむために、蒸らし時間や温度に気をつけながら丁寧に淹れます。台湾式は聞香杯を使って茶の香りを楽しみます。
茶藝館
店名
所在地
最寄駅
紫藤盧
台北市新生南路三段16巷1號
MRT 科技大樓
耕讀園
台北市師大路68巷12號
MRT 台電大樓
徳也茶喫
台北市鎮江街3-1號
MRT 善導寺
回留
台北市永康街31巷9號
MRT 中正紀念堂
竹里館
台北市民生東路113巷6弄15號
MRT 中山國中

専門店で台湾茶を購入する時のポイント専門店で台湾茶を購入する時のポイント

茶葉
色が美しく、つやがあるか / 異物(茶屑)が混ざっていないか / 茶葉の大きさ、形、撚りは均一か / 香りはよいか
淹れてもらう
水色が澄んでいて美しいか / 淹れているときに高い香りがしているか / 後味がよいか(余韻が残るか) / 3煎以上味わい香りがあるか
その他
店の人が産地に詳しいか / いつ採れた茶葉か / 真空パックか

お茶うけお茶うけ

ドライフルーツ
くだものの自然な甘さとさわやかな酸味が濃縮した乾燥くだものはお茶によくあります。パパイヤやマンゴー、パイナップルなどのトロピカルフルーツを砂糖煮にしたものは、甘さも香りも強いので、個性の強いお茶との相性がいいです。
ドライマンゴー
ドライマンゴー
ドライパパイア
ドライパパイヤ
ドライいちじく
ドライいちじく
ドライサンザシ
ドライサンザシ
ナッツ類
すいかの種やひまわりの種を炒めて塩やしょうゆなどで味つけしたものもよくお茶うけとして使われます。種は歯でカリッと殻を割って種の中を食べます。アーモンドやくるみなども相性があいます。
かぼちゃの種
かぼちゃの種
ひまわりの種
ひまわりの種
茶梅
甘香などを加えてあるのでほのかな甘さがあり、梅の酸味がほとんど感じられる、梅が苦手の人でも大丈夫です。
茶葉梅
茶葉梅
餐後梅
餐後梅
点心類
お茶に欠かせないお菓子の代表的なもののひとつに、月餅があります。月餅はもともと中秋節に団子とともに月の神様へお供えされたものです。小豆のあんにくるみやゴマ、松の実などを加えるのが一般的ですが、鶏肉や野菜などをあんにしたものも作られています。
月餅
月餅

台湾茶を現地(台湾)で買う台湾茶を現地(台湾)で買う

台北市茶商業同業公會で実店舗及びHPのあるところ
店名
所在地
最寄駅
台北市長春路14-1號
MRT 中山
台北市長春路14號
MRT 中山
台北市長春路59號
MRT 中山
台北市重慶北路2段64巷26號
MRT 雙連
台北市甘州街22號
MRT 雙連
台北市濟南路二段67號
MRT 忠孝新生
台北市内に多数
有名なお店
店名
所在地
最寄駅
和昌茶莊
台北市敦化南路一段190巷46號
MRT 忠孝復興
全祥茶荘
台北市衡陽路58號
MRT 西門
奇古堂
台北市仁愛路三段160號福華大飯店B1
MRT 忠孝復興
冶堂
台北市永康街31巷20-2號
MRT 大安
吉軒茶語
台北市長春路474號
MRT 南京東路
峰圃茶荘
台北市重慶南路一段35號
MRT 台北

台湾茶を日本で買う台湾茶を日本で買う

店名
所在地
HPの見やすさ
メルマガ
ブログ
特徴
送料
東京
★★★☆☆
創業160年の台湾の老舗。茶器などの茶道具も豊富。
一律525円(5,250円以上無料)
送料無料。楽天ショップオフザイヤー4回受賞。
送料無料
写真が美しい。台湾や中国への買い付け旅行記もあります。
送料無料
東京
★★★☆☆
果実茶が中心。頒布会もあります。
送料無料
愛知
★★☆☆☆
新品種、四季春茶を取扱ってます。
240円、525円の2種類
北海道
★★★☆☆
台湾茶の種類がとても多い。美味しいお茶の淹れ方もあります。
4,000円以上無料
京都
★★★★☆
オーガニックの飲み物が中心。台湾の和昌茶荘を取扱い。
525円(10,000円以上無料)
山口
★★★★☆
シノワ雑貨が多い。お試しセットなどもあります。茶器が充実。
5,250円以上無料
店主が台湾茶にとても詳しい。茶葉、茶水、茶底の画像や生産者の顔写真がある。
8,000円以上無料

台湾茶の淹れ方(1/2)

台湾茶の淹れ方(2/2)